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** ケアンズと森とビーチの休日 **

16.ケープ・リチャーズの桟橋




 




 フェリーはマクシラから岩場をぐるりと回り込む。
 岩場というよりは、かなり大きなごつごつした岩の塊で東京ディズニーランドにあるビッグサンダーマウンテンみたいな感じだ。
 岩場の奥にもちょっとしたビーチがあって、フェリーはそのビーチの正面をぐるりと一周した後、岩場の間に突き出した桟橋に向かった。
 ここは朝、巨大魚スライを見た、ロッジに続く桟橋だった。
 今度は私たちもここで降りるのだ。




船は岩場をぐるりと回って白い桟橋に着いた



 桟橋からはもうスライは見えなかった。餌をもらえる時間だけ姿を現すのかもしれない。
 椰子の木陰の間に砂地の小径が島の奥へと続いていて、船を降りたみんなはぞろぞろと歩き始めた。
 すぐ側の木を青い蝶ユリシスがふらふらと飛んでいる。
 歩き始めてすぐに左手に南太平洋のリゾート辺りにありそうな雰囲気のレストランが見えてきた。
 大きな多角形の建物で木の板で葺いた屋根はあるが吹き抜けのオープンエア。
 籐でできた椅子は背もたれが高く、テーブルは円形で真っ白なレースのテーブルクロスが掛かっている。
 強い日差しの下から急に屋根の下に入ると、しばらくは目が慣れなくて真っ暗に見えた。

桟橋に停泊するヒンチンブルック・エクスプローラー号


ぞろぞろと上陸


ヒンチンブルック国立公園のケープリチャーズだという表示板







この辺りの木にユリシスが飛んでいた


ヒンチンブルック島のレストラン





6-17ヒンチンブルック島のレストランへ続く


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