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** ケアンズと森とビーチの休日 **

12.あの階段を上れば




 




 手すりに取り付いて梯子を登りプラットフォームに着くと、ここからマングローブの中を木道が渡っていることに気づいた。
 マングローブを傷つけないように上陸できるようにとの配慮だ。
 木道を渡り終えるとただっ広い砂地の場所に出た。
 ぽつぽつと木が植わっていて、右手にさっきのボウエン山が見える。水のないビーチのような不思議な場所だ。
 この砂地を横切るのにレナは四苦八苦していた。行き先がどこだか判らないので歩く気力が出ないらしい。おまけに太陽はじりじり。熱射病になりそうだ。
 みんなはどんどん行ってしまった。
 パパとカナも。

マングローブの根、ぐねぐねしている


木道からマングローブを見下ろして


やがて木道が切れてマングローブもまばらに


太古の地球を彷彿させる不思議な景観 広々として人間の気配が無くて



 正面にちょっとした坂があって簡単な階段が作ってある。
 みんなもうあの坂を上って向こう側に行ってしまったらしい。
 「レナ、がんばれ。あと少しだよ」
 「あと少しってどれくらい?」
 履いているマリンシューズの中にも砂が入ってきて気持ち悪いらしい。何度か脱いでは払っている。
 でも脱いで砂の中に足をつけば、益々足も靴も砂だらけ。それが嫌で益々機嫌が悪くなる。
 「ほら、あの階段を登ればきっと終点だよ」
 そう言ったとき、階段の上にカナが現れた。戻ってきてくれたのだ。
 「レナー、早くおいで、早く早く!! ここを登ればすぐだよ。海が見えるよ。水色のとっても綺麗な海だよ」
 レナは力を振り絞って歩き始めた。
 カナはレナの手を引いて上げる。
 階段を登るとその後ろから海がせり上がってきた。
 ホントだ。
 すごく綺麗な水色の海だ。
 二人は並んで海に駆けていった。
 そこは広い砂浜で、先に着いたみんなはめいめい荷物を降ろしてくつろいでいた。
 外海に面したラムゼイベイに着いたのだ。

あの階段を上れば・・・


海が!!







6-13ラムゼイベイへ続く


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