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** ケアンズと森とビーチの休日 **

26.マリーバゴルフ場




 




 またマリーバの町中に戻ってきた。
 「今度はどこへ行くんですか?」
 「・・・今ちょっと考えているところです」
 私がマイクロライトに乗るなんて予定外の行動を取ってしまったからwillieさんがばっちり組んでくれた予定が狂ってしまったのかもしれない。
 「ゴルフ場に行くことにしましょう。意外だと思いますが、ゴルフ場でしか見られない鳥も多いのです」

 マリーバゴルフ場はマリーバの町外れにある。
 マリーバの町をマウントモーロイ方面に真っ直ぐ北上して町を抜けたと思った辺り、左手にある。
 本当にカンガルーの多い日は、道路からもグリーン上で飛び跳ねるカンガルーがうじゃうじゃといるのが見えるものだが、今日はシーンとしている。
(参考までにカンガルーがうじゃうじゃいる日のカンガルー画像 カンガルー動画)
 「ここのカンガルー、いるときは何百匹もいるんですけどね」とwillieさん。「まあここはカンガルーにばかり目が行きがちですが、珍しい鳥も多いんです」
 もちろんゴルフ場でカンガルーを飼っているわけではない。野生のカンガルーが勝手に入ってきて我が物顔でくつろいでいるだけなのだ。ゴルフ場は常にスプリンクラーで水を撒いているので、カンガルーは水を欲して集まってくる。

マリーバのメインストリートを通過中



 ゴルフ場に入って直ぐのあたりはズグロトサカゲリがうろうろしている他はあまり動くものもないようだ。
 私はてっきりゴルフ場の受付で申請したりしないと入れないのだとばかり思っていたが、willieさんは車は道の先で停めて、私たちを連れてゴルフ場の中にどんどん入っていった。

 グリーンの上を歩き始めると、遠くのバンカーにカンガルーが数匹いるのが見えた。
 上空からは見つけられなかったけど、なんだ、やっぱり今日もいるじゃない、ゴルフ場の野生カンガルー。
 ゴルフ場の鉄条網の外側には背の高い草の茂みがあって、willieさんは何か動くものを見つける度に鳥の名前を教えてくれた。
 トサカハゲミツスイ、ツチスドリなど。
 ツチスドリは知っている。マグパイ・ラークという名前の方が知られている。さっきも車の中から目撃して、willieさんがオーストラリアでは鳴き声からピーウィーと呼ばれることが多いですと教えてくれた。
 「マグパイってどういう意味か知っていますか?」
 「白黒ですよね」と私。
 オーストラリアの鳥は色が白黒だとマグパイなんとかってつくものが多い。


初心者バードウォッチャーの私はほとんど鳥の写真が撮れていない。ズグロトサカゲリの画像は6日目の旅行記(カードウェルのシーフードショップ)に、ツチスドリは7日目の旅行記(ミッションビーチのウォーキングトラックを検討する)に登場。





3-27オオニワシドリの素敵なおうちへ続く


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