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ケアンズの南を目指せ **ビーチ&ファームステイ**

12.仔ワニうじゃうじゃ




 思う存分餌やりできたので、入り口まで戻ることにした。
 パパが面白いところを見つけたというのでみんなで覗きに行く。
 煉瓦組みの温室のような小屋があった。
 中には・・・
 「うわぁ」
 「クロコダイルの幼稚園みたいでしょ」とパパ。
 浅いプールの中と簀の子の上にぎっしりと数十センチサイズのワニ、ワニ、ワニ。
 もう、笑っちゃうほどワニがいる。
 右側と左側と仕切られていて、それぞれ入っているワニのサイズが違う。
 ワニの幼稚園と小学校というところ。
 さっき外にワニの中学校もあったな。
 むわっとする臭いは、衛生状態の悪い熱帯魚売場みたいな感じだった。 


小屋の中には仔ワニうじゃうじゃ

左はその拡大図


 入り口の鳥小屋でオウムの鳥かごを覗いていたら、後ろから白髪のおじさんがやってきて、ピンク色のオウムにちょっかいを出した。
 「チョッチョッチョッ」と言いながらカゴの中に指を入れる。
 オウムのくちばしにつつかれてもなんのその。
 よほど鳥が可愛いのかつつき返している。
 他の鳥たちにも片っ端から何か声をかけ、最後に入り口に寝そべっていた大きな白犬にも話しかけた。
 驚いたことに犬はごろりと仰向けになり、おじさんに腹をさすってもらっている。
 どう見ても彼は、ファームの人ではなく観光客なのだが、もしかしたら動物の言葉が判る人なのかもしれないとちょっと思った。


おじさんと遊んでいたオウム
同じくおじさんにお腹を見せていた犬





6-13.オージーは親切だ


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