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子連れ旅行記 ケアンズの南を目指せ
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ケアンズの南を目指せ **ビーチ&ファームステイ**
18.青空と折り紙
アイカンダ・パークの上空は青空だった。
既に夕方4時過ぎだったが、まだ空は明るい。
レナをベッドに運んだ。カナは
アサートン
のスーパーで買ったチュッパチャップスをなめはじめた。
今夜のディナーはシンディたちにお願いしてある。
楽しみだなぁ。どんなメニューかな。
ふっと、朝どうしても見つからなかった無くした小さな人形の在処が浮かんだ。
昨日の夕方レナが泣いたのはどうしてだっけ?
そうだ、ベッドサイドのテーブルランプに頭をぶつけたんだった。
あのとき倒れたランプを元に戻したはず。
ということは・・・。
ベッドルームにとんでいって、ランプの足の下を見れば
ビンゴ!!
アイカンダパークに戻ったら、青空が広がっていた
コテージの隣に建つ赤い花咲く樹
あの小径は何処へ続いているんだろう
カナお気に入りの苺ミルク味チュッパチャップス
パパが母屋から戻ってきて、夕食は午後6時。場所はパティオの所だと教えてくれた。
「母屋の中で食べることもできるし、このコテージに運んでも良いと言われたんだけど、あの菜園のあった庭で食べたいって言ってきた。母屋だと子供たちが騒いだりして気詰まりだし、コテージじゃ自炊と同じで雰囲気出ないだろ」
うんうん、もっともだ。
それでは、と、スーツケースから折り紙を取り出す。
こんなときのために持ってきたのだ。和柄の折り紙と、折り方の本を。
自慢じゃないが私は鶴を折るのが得意だ。
どのくらい得意かというと、指の爪ぐらいのサイズの鶴だってすいすい折れるし、長方形の紙でだってちゃっちゃと折れるのだ。ハンカチでだって折れるよ。
今までの海外旅行では鶴を折ってみせる機会など無かったので、今までこの特技が活かされることは残念ながら無かった。
今回、ばっちり披露しようじゃないの。
鶴だけでは芸がないので、折り方の本を見て、重ね箱を作った。
こちらは馴れていないので時間をくってしまった。
完成したのは全部で六つのパーツで作った三つの重ね箱と、大きさの違う折り鶴三羽。
この折り紙がまた、ディナーの席で結構凄いことになるのだが、まあそれは話がそこまで進んでからのお楽しみ。
折り紙を折ろう
重ね箱とサイズ違いの折り鶴
3-19.牛じゃなくて馬が来た
へ続く
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